イギリス人のスティーヴン・スパリュアとアメリカ人のパトリシア・ギャラガー。この2人がパリで開催したワインイベントの顛末が世界を揺るがした『パリスの審判』後編です。 スパリュアが選んだ審査員は、著名ワイナリーやレストランの…
ワインの世界では「旧世界」と「新世界」という表現があります。某有名マンガじゃないよ。ワインの世界の話ね。旧世界というのはフランスやイタリア、スペインがワインの中心で進んできた時代のことを指している。それに対して新世界とい…
西洋のお酒の代表としてワインを取り上げています。長いよ。お酒が人類に多大な影響があるって話から始まったんだけど、もう半月くらい書いているもんね。 ワインのこととなると、どうしてもフランスを避けては通れないのでフランスを中…
もう少しだけブルゴーニュワインのその後のお話です。前回はフランスとイギリスが百年戦争をしている頃、フィリップ善良公がワインの生産に力を入れたということを書いたんだけど。この背景には政治的な資金源としての側面もあったね。 …
ワインの話を続けましょう。お酒の歴史マジで長いよ。だいぶコンパクトにしているつもりだけど、このシリーズを書くのにかなり調べたからね。書く時間よりも本を読んだ時間のほうが長いかも。まあ、書き始めちゃったから最後までちゃんと…
もう2週間以上お酒のことばっかり書いています。もう飽きちゃったかなあ。でも、せっかくだからもうちょっと切りの良いところまでは続けますよ。 さて前回までをまとめると。フランスの第1回パリ万国博覧会で、ナポレオン3世がワイン…
ワインで最も有名な国といえば、やっぱりフランスですよね。これはもう世界中何処に言っても揺るがないブランド力。最近は国内の消費量が減っているみたいだけど、輸出は相変わらず好調だ。古代ローマではカエサルに征服されちゃったけど…
ワインってお酒の中でも特殊な立ち位置に行っちゃったんですよね。SWAGって聞いたことあります?投資の世界で使われる言葉なんだけど、シルバー、ワイン、アート、ゴールドってね。金銀アートと同じくらい投資価値があるものとして捉…
いい加減に超古代の話から離れないと叱られそうです。今度はワインの話ね。 ワインに使われたブドウの原産地はコーカサス山脈の麓辺り、現代のジョージア(黒海に面した国。トルコの隣ね)で、ここがワインの発祥の地だとも言われている…