ブログ

緑茶の新展開

地元をもっと元気にしたい。そんな思いから緑茶を軸に活動を始めてから4年が過ぎました。

緑茶を使った料理の開発だったり、選べる緑茶のドリンクメニューだったり、焼酎のお茶割りや茶ビール緑茶ハイボールなどの開発、むとうセレクションの緑茶販売も始めましたし、仲間の手を借りて「緑茶で乾杯条例」の提言も行いましたし、料理に使う茶葉が欲しくて茶畑まで借りてしまいました。

ちなみに、掛川で焼酎のお茶割りと言ったら、絶対に緑色なんです。違う色のお茶だとクレームになるって(笑)こういうところが、茶どころらしいですね。

 

まあコツコツやってきましたが、並べて書いてみるといろいろやってますね。

無自覚でやってるあたりどうかと思いますが、実は最近になって注目度があがってきているんです。

「サライ」という雑誌をご存知ですか?

趣味・食・旅など、様々な角度から大人の楽しみを演出する、日本初の大人の生活誌「サライ」

貼り付け元  <https://www.fujisan.co.jp/product/1003/?tt=opt&gclid=Cj0KCQjwuNbsBRC-ARIsAAzITuf1zBbXMeumxv2UNXk0xklUpHco-nEvVkopi733Vo3fH8y6GdxRQJsaAgCgEALw_wcB>

 

このサライから、不定期でグルメ情報に特化した「美味サライ」が発刊されるのですが、今月発売の美味サライの「わざわざ行きたい郊外の名店」特集で取り上げてもらいました。

どんな感じになるのか、ちょっと楽しみです。

 

 

先日、フェイスブックでも少し紹介しましたが、タイのバンコクから緑茶の撮影隊が見えました。


今年の春タイを訪れた際に知り合った友人なのですが、その後掛川にも遊びに来てくれました。

その時、市場や農場やお寺などを案内して、掛川をはじめ静岡県をかなり気に入って

彼女から「この緑茶の美味しさをタイに伝えたい」と。

 

バンコクに行くとびっくりするのですが、日本のコンビニエンスストアが当たり前のようにたくさんあります。日本で販売されている商品にタイ語のラベルを貼っただけという商品もけっこうたくさん売られているんですね。同じように緑茶のペットボトルも並んでいます。ただ、大抵の緑茶は砂糖が入っていて、そうでないものでも産地が日本じゃないものが混在している状態です。

友人曰く、「砂糖が入っていないものは渋くて味が薄いものが多いので美味しくないから、日本のブランドや産地表示を見てから買わないと美味しいお茶は買えない。むとうで飲ませてもらったお茶はあんなに美味しかったのに、本当に美味しい緑茶はタイでは見つけにくいの」って状況。当然茶葉に関しては、もっと購入のハードルが高いわけですね。急須だって持ってないですし。

 

そんな経緯があって、今度彼女が立ち上げる緑茶のセレクトショップ「tea season」と「掛茶料理むとう」のコラボレーションで、緑茶マニアの和食料理人が選ぶ「緑茶静岡エディション」を展開します。

国内展開を立ち上げるよりも、先に海外展開が決まるっていう妙な流れになってます。

 

静岡エディションでは、お茶の特徴や入れ方の紹介もしますが、「緑茶×お酒類」「緑茶×料理」なども合わせて冊子にしてお渡しする予定です。それぞれのお茶の入れ方についても、ホットとコールドそれぞれで数パターンの入れ方を掲載しようと企画中です。

一人でも多くの人達に本当の良さを知ってもらって、緑茶ファンを増やしていきたいという情熱を支えに冊子の内容を執筆中です。日本語だけでなく、英語でも書かないといけないので、辞書を片手に格闘してるところです。タイ語は、、、もう無理。日本在住のタイ人に翻訳をお願いします。

 

せっかくここまで手をかけるのですから、タイへの展開だけではもったいない。同じ内容のセレクションを国内でも発売します。当面は店頭とweb通販での展開になると思います。

詳細は乞うご期待ということで。

  • この記事を書いた人

武藤太郎

掛茶料理むとう2代目 ・代表取締役・会席料理人 資格:日本料理、専門調理師・調理技能士・ ふぐ処理者・調理師 食文化キュレーター・武藤家長男

-ブログ