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今日のエッセイ メンタルヘルスと向き合う 2021年5月27日

2021年5月27日

メンタルヘルスについて、皆さんはどんなことをしていますか?実は仕事のパフォーマンスだったり、幸せの感じ方だったり、そういうのって心が健康であることと繋がりが深いのではと思っています。

なんとなくの感覚なんだけどね。心の健康、つまりはメンタルヘルスっていうのは、体の健康と同じように捉えたら良いのかなと思う。体が本当に疲労しているときは、どんなに頑張ってもパフォーマンス落ちるよね。スポーツ選手だって、試合で良い結果を出すためにはキチンと休息時間を取るわけだし。腰がいたいときは、重いものを持たないようにしたりする。当たり前なんだけどさ。心も同じように考えたほうが良いんじゃないかと思うんだ。

心がとっても重いときって、たぶんほとんどの人が経験あると思う。だけど、ぼくら人間は「心のことだったら、頑張ればなんとかなる」って思いがちなんじゃないかな。ぼくや、ぼくの周りの人はそういう人が多かった。なんというか、「気合」でなんとかなるような感じ。だけど実際のところはそんなことなくて、経営判断は鈍るし、やる気出なくてブログだって書きたくないときはあるもんね。

だから、心の健康は体の健康と同じ感じで捉えたほうが良いんだと思うよ。

体が健康な時に、膝を傷めないようにとか、腰を傷めないようにとか、そういう理由でストレッチしたり筋トレしたりするわけ。健康だからこそ、健康を害さないための行動をしておく。こういうのを未病というんだけど、みんなするでしょ?大なり小なりは。だからサプリメントを飲む人もいるし、健康に良い食材がテレビで紹介されればよく売れる。だけど、怪我しちゃった後に同じことはしないよね。膝を壊したら筋トレしないで休むし、ぎっくり腰の時にはストレッチなんか出来ないから安静にする。

メンタルヘルスも同じなんだと言えるんじゃないかしら。心が怪我しちゃってる状態っていうのが、鬱症状なのか蒼症状なのかはわからないけど。完全に心が苦しい時には、こころを休ませたほうが良いよね。何をやってもうまく行かないでしょ。その時に自分を攻める人もいるけど、それって怪我した足を殴るのと同じ行為に見える。というと、反論がたくさん出るかもしれないけど。ぼくにはそんな風に感じる。

ホントにしんどい時は、心が怪我をしていると思ってしっかり休んだら良いと思う。だって、もう怪我しちゃってるんだもん。

心が怪我をしないために、普段からどんなことをするのか、もしくはしないのか。そういうのも大切だよね。人によって違うから何でも良いんじゃないかな。お酒を飲むのが心のために良いという人もいるだろうし、カラオケに行ったり、ジムに通ったりという人もいるだろう。旅行に行ったり、美味しいものを食べると回復するという人もいる。そんな食い道楽の方は、ぜひとも掛茶料理むとうで料理を楽しんで欲しい。

「癒やし」だったり「楽しみ」というのは、メンタルヘルスにはとても効果的だ。その効果的なものは得てして非効率なものが多いように見える。スポーツ観戦やコンサートや美術館や美食や、そういった「ビジネスの生産性」という面から見ると、なんとなく効率が悪そうに見えるものだ。つまりは「遊び」の部分。だけど、この遊びこそがメンタルヘルスには最も効果的で、心が健康であることで仕事の能力が発揮できる。ってなんか面白い循環だなあ。

今日も読んでくれてありがとうございます。さっきも書いたけど、心の健康のための選択肢として掛茶料理むとうを利用してくれたら、ぼくらも料理人冥利に尽きるよ。

  • この記事を書いた人

武藤太郎

掛茶料理むとう2代目 ・代表取締役・会席料理人 資格:日本料理、専門調理師・調理技能士・ ふぐ処理者・調理師 食文化キュレーター・武藤家長男

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