エッセイみたいなもの

今日のエッセイ 今が正念場です。たぶん。 2021年10月28日

商工会議所青年部。通称YEGという組織があります。地域の商工業者の集まりのなかで、青年と呼ばれる世代のチームがある。互いに知識の交換をしたり、そのための人的ネットワークを構築したり、地域イベントを行なったり、まあいろんな事業をやっている。あと、政策提言や地域活性化なんかも。ホントはこっちが組織の主旨なんだけどね。まあ、本業とは別の部活みたいなところもあるかな。

学業とは別に部活で得られることもあるじゃないですか。そういう感じが、ぼくは部活と似ているかなと思っていてね。青年部の事業に一所懸命に取り組むと、仲間との信頼関係が生まれたり、学ぶこともたくさんあったりする。ということで、けっこう真面目に青年部の事業に取り組んでいるわけです。

YEGというのは、市単位の団体が中心で存在していて、その連合体としての県の組織、そして県の連合体としての関東や東海といった地域連携組織がある。上から分化したのではなくて、単会が連合して上位概念を組織している感じ。
静岡県連合会の会長は、県内の単会から持ち回りで会長を輩出するのだ。再来年は、掛川から会長を輩出することになっていて、ぼくがその任を受けることになった。

いやまあ。偉くもなんとも無いのだけど。ホントに。だって持ち回りなんだから。
ただ、部活の時間がとても多くなるのは間違いない。例えば学校の部活でサッカー部に入っていたとするじゃない。県選抜チームに加入したとなると、サッカーの時間が増えるよね。そんな感じ。兼務するようなもんだから。あくまで時間の話だけど。
そうなると、本業の時間が削られることになるんだよ。

そんなの本末顛倒じゃないか、と言われるかもしれない。そうかもしれない。実際に、既にちょっと焦っている。会社としてやりたいことがいっぱいあるし、そもそもぼくがホイホイ外出していられるほど、余裕のある会社じゃないのだ。
だから、今年から来年が正念場だったりする。会長の任を全うするためにというのは動機としては変かもしれないけれど、そのために会社の体制を整えなくちゃと思っているんだよね。締め切りが決められていて、そこまでになんとかしないといけない。と。日限が区切られているのは、ぼくにとっては良いことなのかもしれない。ダラダラしちゃいそうだしね。必要に迫られて、しっかり逆算の経営をしなくちゃいけない。今までもそれなりに、目標を定めて逆算でやってきたつもりではいるんだけどね。追い込まれ感が、強まった。

時間が足りない。と思っちゃうんだけど。一定のラインを突破した人たちって、だいたいこの状況を経験しているらしいんだよ。みんな、一番しんどいところをあんまり言わないだけでさ。

不思議なことに、会社の理念として実現したい世界観には少し近づいてきている感覚があるんだ。会員プラン、冷凍加工施設、たべものラジオ。それから、コンサル事業にレストランの協業や、地域おこしメディア事業への関与など。食を通して、普段の生活に心の豊かさと創造性をもたらしたい。そのために、食べるをもっとエンターテイメントしたい。

今日も読んでくれてありがとうございます。全部実現するかどうかはわからない。だけど、全部実現するつもりで全部やってるよ。一緒に走ってくれるヒト、もっと集まるともっと楽しいだろうな。

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武藤太郎

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