「たべものラジオ」のこぼれ話です。直接は関係ないのだけどね。つくづく「教科書」って優秀だなと思うんだ。高校時代の教科書や資料集ってとてもよくまとまっている。 たべものラジオを始めてから、人生で最も世界史に詳しくなっている…
「料理酒」「第3のビール」は酒税が生み出した産物だ。ついでに「みりん風調味料」もね。酒類には酒税がかかる。その条件がいくつかあって、条件から外れると酒税の対象外になったり、緩和されたりするんだよね。 料理酒は、出来上がっ…
「みりん」を「ソーダ」で割ると美味しいよ。という話を聞いたことがある人はどのくらいいるのかな。そりゃそうでしょうね。としか思わないのだけれど、知らない人からしたら「みりんって飲めるの?」ということになるらしい。どうも、「…
観光政策について、久しぶりに書き出してみる。政策なんて言うと大仰な気もするけれど、まあざっくりとね。 市区町村単位で、行政が活動していて、その上位概念に広域連携だったり県があって、それを国政がまとめる。そんな階層構造があ…
「たべものラジオ」のこぼれ話です。聞いてくださっているリスナーさんたちには、少し共感してもらえるだろうか。料理ジャンルの境界線がなんだかわからなくなってくる感覚があるんだよ。どこからどこまでが日本料理なんだろうってね。 …
モノゴトを理解する上で、言葉は無常の力になる。なにか分けのわからないモヤモヤした感覚のものが、言語化された瞬間に理解できるということってあるよね。自分の中で、なんとなくこんな感じなんだよなあっていうことを、誰かが言葉で表…
食の歴史のなかで、料理というものがどういう系譜で発展してきたのか。そんなことを考え出すとキリがない。キリがないのだけれども、そこも考えてみることにする。実は、ぼくらの根本にも通じるかもしれないからさ。 料理というのは、も…
いろんな文化が世界中にあってさ。それを理解し合うことがとても大切だと思っているんだ。別に、それに合わせなくちゃいけないって話じゃなくて、「へぇ、なるほどね」というくらいの距離感で良いからちゃんと理解する。完全に理解してし…
めちゃくちゃ固いタイトルにしちゃったけれど、まあ昨日の延長みたいな話ね。 食文化は、世界中にある。国や地域ごとに好みも違うし、考え方も違う。たべものラジオを聞いてくれているリスナーさんは少し伝わるかもしれないけれど、戦後…
食をエンタメとして捉えるとどう見えるのか。そういうことを考えている。まぁ、これがうちの会社のコンセプトなんだけどね。 元々、食事というのは生きるための手段だったはずだ。狩猟採集生活があって、その中から植物や、動物を安定的…