つい先日、リアルで開催された講演会に参加した。その講師や内容に興味があって参加した訳では無いのだけれど、そこそこつまらなかったのである。御本人も門外漢であるとエクスキューズをしていたけれど、だとしても有料で講演会の講師を…
相変わらず、スピーチとかコミュニケーションについての相談がやってくる。不思議なことにね。料理よりも「話す」「聞く」「会話する」ということについて、意見を聞かれることが多いんだよ。不思議だよね。ぼくのことなんだと思っている…
セリフと絵がマッチしないことがある。あるよね。文字通りの言葉だけを信じていると、とんでもないことになるかもしれない。傍から見ているとそういう勘違いを生むような場面でも、二人の間では全く違う解釈がなされている。なんだろうな…
先日、機会を頂いて人前で喋るということをした。久しぶりだ。少数とは言え、人が集まるということが少なくなっているのだから。 そんな場で、別の機会にスピーカーをされるかたから、どうやってスピーチをしたら良いのかと尋ねられたの…
「説明的になっちゃいけない。その一歩手前で留めるんだ」 というようなことを、日本画家の池永康晟(いけながやすなり)さんがおっしゃっていた。 絵画のことは、てんで門外漢である。絵が説明的だとかそうでないとか、なんのことだか…
スピーチの話を少しだけ続けてみようかな。昨日は、パトスって情緒が含まれてるんじゃないかって話をしたんだけど、今日はエートスの話。エトスとかエイトスとか。まぁ表記ゆれはいいか。 言語についてはよくわからんので。 主に、信頼…
エトス・パトス・ロゴス。聞いたことがある人もいるだろう。プレゼンテーションや商談などで、相手を説得するためのポイントだという解説をしているビジネス書を見かかけるけれど、元はアリストテレスの弁論術に記載されている概念だ。 …
写実絵画と抽象絵画があるよね。写実絵画を見て「写真みたいだね」という感想はなんだか違うよね。だって、それは表現したものを表現するための技術の部分であって、作家が表現したい部分をなにも捉えていないわけだ。 写真そっくりに写…
プレゼンテーションをするときと、講師を頼まれたときでは話し方が違うんだよ。へぇそんなものか。と思う人もいるかも知れないけれど、「誰でも出来る上手なスピーチテクニック10選」みたいな感じの書籍だと、どっちも一緒くたにしてい…
スピーチやプレゼンというのは、スキルが必要なのです。誰しも人生のうちで何度かは「人前で話をする」という機会がやってくる。嫌だと思っていても、なかにはどうしても断れないこともあるでしょう。ぼくだって同じで、人前で話すことを…