調味料って、ほんとにスゴイよね。そんなことは知っている。だろうね。そうだろうけれど、改めて調味料ってスゴイと思うんだよね。醤油とか味噌とか酒とか味醂とか。みんな発酵調味料だな。 料理が苦手な人が困るのが、冷蔵庫にあるもの…
調理をデータ化して科学にする。こういう取り組み自体は、きっと世界中のあちこちで長らく行われてきたことだろう。と、勝手に思っていたのだけれど、意外にもそうでもないらしい。大手の食品メーカーなどでは、味を科学的に分析していた…
久しぶりに、料理や食文化に言及したエッセイが続いているなあ。掛茶料理むとうの日刊エッセイなのだから、本来はこれが正しいスタイルなのかもしれない。そうか。今までが脱線しすぎていたのか。まぁ、そもそも脱線しがちな料理店なのだ…
料理人の業界にも、その業界に働く人にしかわからない言語が存在する。どこの業界にもあるのだと思っているのだけれど、まぁお茶目な言葉が多いこと。という認識はあまりないかもしれないけれど、他業種と比べるとちょっと独特の言葉なん…
料理人同士で会話をしていて、こんなことを聞いたことがある。「立場が人を成長させるってありますよね」と。その時の話の流れでは、飲食店で料理人として働いていた時と比べると、自分で店を始めてからの方が料理の上達スピードが早い、…
そろそろお茶のシーズンが始まる。茶畑に向かうために山に入ると、お茶の新芽が出ているのが見える。濃い緑のうえに、薄緑色のシートをかぶせたようだ。お茶の木だけじゃない。足元にはヨモギだの、三つ葉だのが青々としている。春ってい…
久しぶりに外食をした。定食だったけれど、こんなに早く提供できるってスゴイことだよなあって、改めて思ったんだよね。飲食店をやっているから、厨房内でどんなことをやっているのかは、だいたい想像ができるよ。だけどさ。同じことを家…
節句、正月、卒業、何でも良いのだけれど、人生にはいろんな「節目」がある。大人数が一斉に動くようなことには、伝統的な「儀式」や「形式」が定まっていて、名前がついている。その方が都合がいいからだろうね。 今頃は、もう卒業式も…
アマチュアはアマチュアにしか出来ない楽しみ方がある。というか、むしろお金を貰う立場になると出来ないことも出てくる。全てに当てはまるわけじゃないけれど、そういう傾向が強い気がするな。 基本的に、アマチュアっていうくらいだか…
表現っていうのはなかなか奥が深い。 ジブリ映画はぼくも好きで。たぶん、ファンの人達がたくさんいるんだろうけれど。だいたいの映画は見た。子供の頃は「天空の城ラピュタ」と「ナウシカ」が好きだったなあ。大人になってからは「もの…