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今日のエッセイ クリスマス・イブのイブってなんだ? 2021年12月24日

さて、今夜はクリスマスイブ。どんなクリスマスイブを過ごしますか?

ま、別にクリスチャンでもないからなあ。という発想もあるのだけれど、そこはまあ世界的なお祭りだというくらいの感覚で受け止めたら良いんじゃないかと思うようになったよ。別に本格的じゃなくても、なんとなく世間がいい意味でも浮かれていて、悪いことよりも楽しいことをイメージして過ごせるのならさ。宗教とは切り離して受け止めたって良さそうだなと。

ところで、イブってなんだ?って話。急に現実に引き戻しちゃったけど。
イブは、イブニングのことなんだよね。イブニングっていうのは夕方から夜にかけての時間帯。だから、このエッセイを公開するタイミングでは、まだクリスマスイブじゃないわけだ。

現代では、イブという言葉が前日とか前のという意味を帯びてきていて、西洋でもその意味で使われることがあるみたいだけどね。本質は、当日のイブニングという意味。

当日?
クリスマスって明日だよねって思ったでしょ。実は、今日の日没からがクリスマスなんだよ。だからイブは前日じゃないってことね。
1日の開始のタイミングが午前0時じゃなかったんだって。ユダ歴だと、日没から次の日没までが一日なんだと。日没カウントなんだね。日の出カウントの方がしっくりくるのはぼくだけかな。
とにかく、日没から日没までが1日とカウントしてたらしいのよ。

だから、現代の時計に合わせると「24日の日没から25日の日没まで」がクリスマスってことになるのだ。ということは、25日の夜はクリスマスじゃないってことね。感覚が違いすぎて面白い。

ということはクリスマスの夜は24日しかない。だから、24日の夜が盛り上がるんだって。これは、どこの国でも一緒ね。盛り上がり方はそれぞれのお国柄とか文化が現れるかもね。

クリスマスというキリスト教的なお祝いが成立したのは今から1500年以上前。キリスト教がゲルマン民族の文化と融合した時に生まれたお祭りだ。イエス・キリストの生誕を祝う日ということだけれど、あくまで生誕を祝うのであって、それが誕生日というじゃない。昔の人物だから詳細は不明だけど、誕生日はどうやら4月らしいし。

ゲルマン文化圏では、太陽信仰があってね。太陽神のちからがこの日から強まっていくことをお祭りにしていたんだ。冬至が一番日照時間が短いよね。ここから徐々に日照時間が伸びていく様子が、太陽神のちからが強くなっていくことを示しているということで、そのお祝い。
寒い北欧では、太陽への感謝や信仰が比較的強く現れやすかったようだ。この太陽信仰とキリスト信仰がドッキングすることでクリスマスが発生したのだとか。

今日も読んでくれてありがとうございます。日本料理のお店ではクリスマスはあんまり縁がないのだ。だけど、みんなが豊かな気持ちになるってことは、やっぱり良いことなのだ。

Posted in エッセイみたいなもの

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