ブログ 拓郎 食材

「とらふぐ」と「いくら」。

段々と寒くなってまいりましたね!

そろそろ、かちゃ料理むとうには、怒涛の忘年会シーズンが到来します。

定休日が取れるのも、年内は来週が最後かなぁ・・と思いつつ、
特に魚の美味しい季節がくるのを心待ちにしています。

寒ブリのしゃぶしゃぶ、タラ、あん肝・・・そしてふぐ鍋。。。


明日用のきのこ鍋(仕込み途中)

 

想像しただけでもヨダレが・・・

あん肝の出汁昆布締めが絶品なんですよね。

すぐ無くなっしまいますが。 (余っていればすぐ食べる人がいるとかいないとか・・←)

 

そういえば、先日、年末の天然とらふぐ料理のはがきを作っていた時に、
てっちり(ふぐ鍋)って、どれくらい認知されているのかなぁ、と思い
ネットで調べてみたのですが、結構散々なこと書かれてるんですね(^^;

 

天然とらふぐのDM

検索欄に「ふぐ おいしさ」と入れた瞬間、予測検索項目に

「ふぐ鍋 美味しさ わからない」

と出てきました。笑

 

調べていくと、代表的な「ふぐ」の表現は

『てっさはゴムみたい』とか

『味がなく、ポン酢の味しかしない。』

でした。

 

何故そんなことに・・・と思って更に調べると、掲示板になにやらやり取りが。


質問者『ゴムみたいで味がないっていうけど、いくらで食べたの?』

回答者1『回転寿司。』

回答者2『4000円くらいのコース』

質問者『いやいやいや、それ、ふぐの中でも一番安価な「さばふぐ」でしょ。
    「とらふぐ」と「サバフグ」じゃ雲泥の差。』

といった内容が。

食用の「ふぐ」に何種類もあるって、意外に知られていなかったんですね・・・

市場で、サバフグは1キロあたり約○00円。 とらふぐは1キロあたり○000円。

しっかりと説明しないといけないですね・・・

 

あ、もちろん、かちゃ料理むとうのふぐコースは、ふぐの王様「とらふぐ」ですよ♪

掛川市の海を含む、遠州灘が、良質な「とらふぐ」の漁場なので、遠州灘産の天然とらふぐです。遠州灘で捕れた天然とらふぐは、下関でかなり使われているとか。遠州灘の海域が、とらふぐにとって好条件な環境が揃っているそうです。

遠州灘天然とらふぐ

今日も親方(父)の横で天然とらふぐを捌いてきました。今日のはなかなかの大きさでした。捌いて毒を取り除くために綺麗に掃除して、皮も綺麗に処理して、食べれる状態になるまで1本約1時間。5本で約4時間の作業でした(^_^;)

 

とらふぐを捌いている所

 

そしてそして、今日も入ってきましたよ。いくら! 

ぷりぷりで、卵をほぐすところから始まりました。手でしごいていくのですが、意外と全然潰れないんですね(゚o゚; 最初は恐る恐るしごいていましたが、途中からがしがししごきました。それでも潰れなかった。

 

いくらをボールに出したところ

いくらをボールに出したところ

 

 

お客様の中に、結構な頻度で「いくら嫌い」の方がいらっしゃるんですよね。「臭い、美味しさがわからない」と嫌われているのですが、

すかさず女将(母)&兄、『筋子からちゃんと作っているいくらなので、全く臭くないですよ。騙されたと思って食べてみてください』と言うそうです。

ほぼ確実に返ってくる言葉が「美味しい!これなら食べられる!( ´▽`)」と。

まぁ、こういった話はいくらに限った話ではないので、珍しくはないんですけどね(^_^;)

 

ぷりぷりで甘味があって、癖もない。醤油漬けになる前のいくらも美味しいです。ご飯にいくら山盛りにして食べたいくらい。

 

明日から3日間はご予約のお客様がご来店。

49日からお祝いまで。ご予約されていないお客様は、お手数ですがご来店される前にお電話ください。混み合っている場合、ご来店いただいてもお食事いただけない場合がございます。m(_ _)m

 

明日はいい天気になりますように。

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takuro

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