武藤太郎

掛茶料理むとう2代目 ・代表取締役・会席料理人 資格:日本料理、専門調理師・調理技能士・ ふぐ処理者・調理師 食文化キュレーター・武藤家長男

今日のエッセイ 会議で頭良さそうに見せる準備...? 2022年6月9日

2022/6/4    ,

話を聞きながら、すぱっと回答を出すって苦手なんだよなあ。だから、口喧嘩とか言い争いって苦手なんだ。あとになって、いろいろと考えてみると反証がたくさん浮かんできたり、合理的に思考が働くんだけどね。戦闘思 ...

今日のエッセイ ふたたび料理屋の存在意義を考えてみる。 2022年6月8日

会席料理や茶懐石料理、それから本膳料理といった伝統的な日本料理がある。この中では会席料理は比較的新参者だけど、それでも数百年の歴史が紡ぎ出してきた文化だ。ご飯と味噌汁という、究極的に日本食文化の根幹部 ...

今日のエッセイ 代替肉のはなし。 2022年6月7日

だいたいねえ、代替食品っていう言葉が良くないよ。うん、そう思う。 いきなりダジャレだけれど、表現方法は変えたほうが良さそうだよね。なんとなく、イメージが良くないじゃない。肉っていう本物があって、あくま ...

今日のエッセイ マジメに未来の食糧問題。実は、けっこうヤバいことになっている。 2022年6月6日

「Alternative Food」というジャンルが、近年注目されている。オルタナティブフード、代替食品のことだね。最近よく言われていることは、肉の代わりだ。お肉を食べる代わりに、ほかの食材からタンパ ...

今日のエッセイ 日常生活でやめていったこと、定着したこと 2022年6月5日

2022/6/4    

いつのまにかしなくなったことがある。そういうことって人生にはあるよね。やりたいけれども諸事情によりやらなくなってしまったこと。それから、意識せずにそうなっていったこと。飽きてしまってやらなくなってしま ...

今日のエッセイ サピエンスは弱いから最強。その力の行く先は。 2022年6月4日

2022/6/1    ,

常に強くあろうと頑張っている。というような精神論を耳にする事がある。少ないけれどね。マキャベリの君主論やらフリードリヒ2世の「君主とはこうあるべき」という本を読むと、まさにこれそのものだ。秦の始皇帝も ...

今日のエッセイ 現代アートの夜明けと、食産業の今。 2022年6月3日

近代から現代アートへの転換期は、アメリカで起きた。その流れが、とても面白いんだ。特に興味を持ったのは「マイク・ビドロ」というアーティスト。やることがメチャクチャで、作品がぶっ飛んでいるんだよ。 美術史 ...

今日のエッセイ 食の好みは、個に規定されるのかな。 2022年6月2日

梅干しというのは、かなり強烈な味だ。好きな人にとっては、ただただ美味しいだけのものだろうけれどね。想像してみて欲しい。世界中の人たちに同じ味の梅干しを食べてもらったとして、何割の人が「美味しい」と答え ...

今日のエッセイ 個食と共食。コミュニケーションの段階に拠るんだろうな。 2022年6月1日

宗教が入り混じっている文化圏では、フードコートが大活躍する。同僚同士が一つのテーブルに集って、「食事」という空間を共有する。けれども、食べ物はそれぞれの体質や好みに見合ったものを食べる。これもまた、食 ...

今日のエッセイ 個の捉え方の違いから、食とコミュニケーションを考える。 2022年5月31日

昨日は、唐突に「食のパーソナライゼーション」というワードを登場させてしまった。いま、世界の潮流で起こっていることがあって、その中で語られる言葉なんだ。 近年になって、DNA検査がかなり安価で出来るよう ...