たくろうがゆく ブログ

夏の魚とやさい

五月晴れ・・・というには梅雨もまだ来ず、暑い日々が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

こんにちは!拓郎です!

今年の梅雨は平年と比べて四国で既に11日遅れのようで、

ここらへんを指す東海地域でいうと今日時点で8日遅れ。

昨年と比べると16日遅れと2週間以上も遅い。

((そりゃぁ通りで去年の今頃に使っていた食材とがらっと違うわけだよっ!!))

((心の声が漏れていますが気にしないでください))

今日も野菜を産直所へ買いに行ってきましたが、

トマトは最盛期、ナスはまだこれから、スナップエンドウが終わりインゲンが盛り、

とうもろこしも一周終わったようで、きゅうりも1回目の最盛期を迎えたようでした。

今日、今年初めて見たのはかぼちゃ。(和食の世界では南瓜と表す)

品種はコフキなのでホクホク系。

切り口を見ると、昨日か今日採ったもののようなので、ここからしばらく貯蔵して旨味と甘みが出るまで保管しておきます。

もしかするとこの文章を読んでいる方がちょうど食べるお客様になるかも?

重さもなかなかで、中もしっかり詰まっているようなので一つ仕入れ。

すぐに使えるものではないので、ここから良さげなカボチャが出るたびに買い集めていきます。

コフキかぼちゃ
コフキかぼちゃ

片手で支えていますが、5キロくらい。

農業もやっている割と筋肉質の自分が持っても十分重いので、たぶん女性はこの持ち方は出来ないかも。

食べるのが楽しみ。

季節の魚、鱧(はも)

最近は暖かく・・・というより暑くなってきましたので

鱧(はも)が良く揚がるようになりました。(注:揚げてません、獲ってます)

写真は鱧の落とし。いわゆるお造りです。(刺し身の代わり)

このへんの料理屋にしては珍しく、昔から鱧を取り扱っています。

((地元の海でよく捕れますが、鱧独特の骨を切るには技術が必要))

これが京都とか関西に運ばれて地元ではあまり消費されないっていうからもったいない。

なんなら鱧コースやって!と言われればたまにお出ししてますが、

知り合いの先輩料理人たちと話していると、
鱧の骨切りをよくやってるねぇなんて言われます。(兄が)

確かに骨切りを失敗するとジャリジャリして美味しくないので
気持ちはわかります。
決まった角度に1mmくらいの間隔で
薄皮一枚で繋がるように切らないといけないので。

失敗するとバラバラになるか、ジャリジャリします。

お越しの際は食べる前に見ていただくとわかると面白いと思います。

雑記

五月晴れ・・・と書きながら、五月?皐月?と疑問に思ったので調べてみたこと。

五月晴れ、はもともと梅雨の合間の晴れ間。旧暦の5月、現在の6月こと。

ただし、現代では誤用されて広辞苑にも新暦の5月の晴れの日の意味も追加された。

ということまではわかった。

ただ、皐月(さつき)じゃないの?って思って調べてみると諸説ありだけど、

一つは田植えの季節という意味で早苗月(さなへつき)

もう一つは、「田植え=さ(古語)」の意味で「さ」月

という話があった。

先日、エコロジーライフ研究会の活動で田植えを開催したところだったので

どちらも妙に納得してしまった。

それにしても、手植えの田植えからのお昼営業は骨・・・いや、

腰が折れた。

おわり。たくろう

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takuro

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